栽培方法

ブロッコリー

ブロッコリー

アブラナ科

ブロッコリーは地中海沿岸原産のケールから発達したもので、イタリアで改良され、ヨーロッパに広がりました。ビタミンやミネラルをバランス良く含んでいます。中でも皮膚や粘膜の健康維持が期待できあるビタミンCとパントテン酸、赤血球の形成を助ける葉酸は野菜類の中でもトップクラスです。他にも骨の形成を助けるビタミンKも含まれます。

栽培カレンダー

栽培カレンダー:ブロッコリー
主要品種
ピクセル、おはよう®、ハイツSP
畝幅
70cm
株間
40cm
ポイント

つぼみを食べる野菜の代表格で、花が咲かないうちに収穫します。追肥と灌水をこまめに行い側枝も収穫してみましょう。

肥料

施肥量
(g/10㎡)
基肥
N:150
P:150
K:150
追肥1
N:50
P: -
K:50
追肥2
N:50
P: -
K:50

栽培方法

土づくり

pHは6.0~6.5程度が好適土壌pHです。苦土石灰等の石灰質資材で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は定植1か月前に、基肥は定植の2週間前には行いましょう。根の張りを良くするために深く耕しておきます。

畝立て

畝幅70cm、高さ10cmの畝を立て、水はけを良くしましょう。

播種・育苗

128穴セルトレイに種子を1粒ずつまいて、約25日間、本葉3~4枚まで育苗します。

定植

本葉5~6枚になったら株間30~40cm間隔で定植します。
土壌が乾燥しやすい場合、根つきが悪いので、植え穴に灌水しておくと良いです。

追肥・土寄せ

追肥は定植2~3週間後に行います。2回目は花蕾が見えだした頃に、側枝の花蕾を採る場合には、頂花蕾収穫時にも追肥します。追肥とあわせて、倒伏防止のための土寄せを行います。

防除

定植後、降雨が多いと黒腐病が発生しやすいです。害虫はアオムシ、ヨトウムシ、コナガが発生しやすいです。それぞれ農薬使用基準を守って防除します。

収穫

花蕾の直径が15cm位になった頃が収穫時期です。花が咲かないうちに収穫します。側枝がのびて先端につぼみをつけるので、これも収穫できます。

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