栽培方法

カリフローレ

カリフローレ

アブラナ科

花束のような形状をしているカリフローレは2011年にトキタ種苗によって開発された新しい野菜です。茎が長いカリフラワーの一種で、一つの花蕾が1kg以上に生育します。見た目からスティックカリフラワーとも呼ばれています。茎に甘みがあり、サラダから炒め物まで楽しめます。栄養面ではビタミンCやカリウム、葉酸が含まれています。

栽培カレンダー

栽培カレンダー:カリフローレ
畝幅
60~80cm
株間
30~35cm
ポイント

肥沃で水はけの良い土壌を好みます。
(秋作)花蕾の霜は冷害の原因となり生育遅滞となってしまうので、トンネル資材や不織布の利用が効果的です。
(春作)育苗~初期生育期間に低温を回避できるようにトンネル資材を利用して保温しましょう。

肥料

施肥量
(g/10㎡)
基肥
N:120
P:100
K:100
追肥1
N:50
P: -
K:50
追肥2
N:50
P: -
K:50

栽培方法

土づくり

pHは6.0~6.5程度が好適土壌pHです。苦土石灰で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は定植1か月前に、基肥は定植の2週間前には行いましょう。肥沃で水はけの良い土壌を好みます。

播種および間引き等の育苗管理

9cmポットに3粒まき、本葉2~3枚で間引き1本にして本葉3~4枚の若苗を定植しましょう。

植え付け

株間30~35cm、畝間60~80cmに定植しましょう。夏場は暑い時間を避け夕方に定植するといいです。株間は30cm程度と狭い方が花蕾の伸びが良いです。

ポイント

定植前には十分に灌水し根鉢を崩さないようにしましょう。

追肥

定植後2~3週間したら追肥しましょう。追肥とあわせて土寄せを行いましょう。

防除

ヨトウムシ・アオムシ・コナガが発生しやすいので農薬を使用して防除しましょう。

収穫

カリフラワーと違いカリフローレは花蕾が開き始め、花軸15~20cmの長さになる頃が収穫適期です。冬の低温や乾燥で花蕾の白い部分がピンクになることがあります。

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