栽培カレンダー
主要品種
晴黄、黄ごころ、黄さらぎ
畝幅
70cm
株間
30~40cm
早生種、中晩生種を組み合わせて計画的な出荷を心掛ましょう。害虫は初期(結球前)防除を徹底し、結球開始時には乾燥しないよう注意します。
肥料
施肥量
(g/10㎡)
(g/10㎡)
基肥
N:160
P:150
K:160
追肥1
N:50
P: -
K:50
追肥2
N:50
P: -
K:50
栽培方法
土づくり
pHは6.0~6.5程度が好適土壌pHです。苦土石灰等の石灰質資材で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は定植1か月前に、基肥は定植の2週間前には行いましょう。
播種・育苗
128穴セルトレイに1粒ずつ播種し、本葉3~4枚になるまで育苗します。
定植
本葉3~4枚になったら、株間30~40cmで定植します。
株間が広くなるほど外葉が大きく育ち1株の大きさが大きくなります。 10月下旬~11月上旬頃までに十分に外葉を育てておく必要があります。そのため、この地域では9月末までには定植するようにすると良いでしょう。
追肥
定植後2週間程経過して本葉8~9枚になった頃と、その2週間後の2回、追肥を施します。
マルチ無しの場合は、追肥の後、結球開始まで土寄せをすると株が安定します。
防寒対策
霜の被害を受けないように、結球がほとんど終わった頃、ビニルひもなどで外葉を包み込むように縛りましょう。
防除
軟腐病、ヨトウムシ、コナガ、アオムシ、アブラムシ等が発生することがあるので、農薬使用基準を守って適期に防除しましょう。
収穫
手のひらで押さえて、硬くしまった感じであれば収穫しましょう。
収穫する際、葉の芯にゴマのような黒い斑点が出る「ゴマ症」が見られることがあります。これは病気ではなく窒素過多の生理障害です。発生した場合、肥料の量を見直しましょう。