栽培方法

ピーマン

ピーマン

ナス科

栄養価が高く、特にビタミンCが豊富です。ピーマンのビタミンCは熱に強く、メラニン色素の沈着を防ぐので、シミやそばかすの予防が期待できます。 β-カロテンも多く含まれビタミンCと共に抗酸化作用による免疫力の向上が期待できます。

栽培カレンダー

栽培カレンダー:ピーマン
主要品種
京波、あきの、京みどり
畝幅
80cm
株間
45cm
ポイント

連作を嫌うのでナス科の跡地には3~4年作らないようにしましょう。低温に弱いので、無理な早植えはしないようにします。

肥料

施肥量
(g/10㎡)
基肥
N:230
P:230
K:230
追肥
N:120
P: -
K:120

栽培方法

土づくり

pHは6.0~6.5程度が好適土壌pHです。苦土石灰等の石灰質資材で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は定植1か月前に、基肥は定植の2週間前には行いましょう。

定植

畝幅80cm、株間45cmで定植しましょう。

ポイント

ピーマンはナス科の中でも高い温度を好む作物です。定植は気温が15℃以上になる頃に行いましょう。

整枝

1番果の上2本を残し、盃状に仕立てます。
生育が進み混み合ってきたら日が良く当たるように、枝を間引きましょう。

敷わら・追肥

梅雨が明けたら、全面に敷わらまたは刈り草を施します。
追肥は、マルチの裾をめくり、1番果の肥大始め頃から20日おきに行いましょう。
風で振り回されないように支柱を立て、株を固定します。強く縛り過ぎないように注意しましょう。

ポイント

誘引の手間を省くため、網(フラワーネット等)を使用する方法もあります。
一番果を摘果することで樹姿が強くなります。

生理障害

窒素過多、高温、水分不足は、石灰欠乏症である尻腐れの発生を助長してしまいますので注意しましょう。カルシウム剤の散布が発生予防に効果的です。

防除

病害虫の発生は比較的少ないですが、アブラムシやオオタバコガが発生しやすいので、農薬使用基準を守って防除しましょう。

収穫

若どりを行い草勢を保つと収穫期間が長くなります。

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