栽培方法

ラッカセイ

ラッカセイ

マメ科

抗酸化作用が強く、若返りのビタミンと呼ばれているビタミンEが多く含まれており、美肌や血液をサラサラにする効果があると言われています。タンパク質や食物繊維も豊富です。また、LDL(悪玉)コレステロールを抑制する不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸も豊富に含まれています。

栽培カレンダー

栽培カレンダー:ラッカセイ
主要品種
(早生)郷の香
(晩生)千葉半立
畝幅
100cm
株間
30~45cm
ポイント

生育適温は25~28℃の高温、日当たりのよい場所を好みます。
粘土質の多湿土壌では生育しないため、排水対策をしましょう。
連作障害防止のため、作付は2~3年の間隔を空けます。

肥料

施肥量
(g/10㎡)
基肥
N:30
P:100
K:100

栽培方法

土づくり

pHは6.0~6.5程度が好適土壌pHです。苦土石灰等の石灰質資材で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は定植1か月前に、基肥は定植の2週間前には行いましょう。

ポイント

空莢防止のため、基肥に石灰質肥料を多めに施します。

播種

殻をむいた種子を一昼夜水に浸しておきます。

植えかえの場合

(1)ポリ鉢に3粒まきます。覆土は1cmします。
(2)本葉1~2枚時に間引いて2本立ちにします。

直まきの場合

2粒ずつ点まきします。覆土は2~3cmします。

定植

土寄せする分を見越して植え溝を作り、溝の中に定植します。黒マルチで畝を覆うと、初期生育が良く、雑草防除にもなります。

ポイント

マルチ被覆した場合は開花始めに取り除くようにしましょう。

土寄せ・追肥

開花し始めと株の半分くらいの花が開花した頃の2回土寄せします。追肥は本葉5~6枚の頃施しましょう。

防除

褐斑病、アブラムシなどが発生した場合は農薬使用基準を守って防除します。開花後はテグス等でカラス対策しましょう。

収穫

10月中旬、茎や葉が黄色くなって下葉が少し枯れ落ちたら、1株試し掘りをしてみましょう。莢が充実していて網目が現れていたら、収穫適期です。

ポイント

収穫始めの頃(莢の網目が出始めの頃)に掘りたての実を塩ゆですると、炒ったラッカセイとは違った食味を楽しめます。

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