栽培カレンダー
主要品種
ゴールドラッシュ系、デラアマ
畝幅
(無マルチ栽培の場合)40~50cm
(マルチ栽培の場合)70cm
(マルチ栽培の場合)70cm
株間
30cm
花粉が十分に雌穂にかかるよう一列に定植しないようにしましょう。1株に1穂収穫するよう除房します。窒素を生育全期間で吸収できる必要がありますが、葉3~4枚までは控えて、出穂期からは多めに与えると、生育後半から収穫まで緩やかに吸収されるようになります。
肥料
施肥量
(g/10㎡)
(g/10㎡)
基肥
N:150
P:100
K:150
追肥1
N:50
P: -
K:50
追肥2
N:50
P: -
K:50
栽培方法
土づくり
pHは5.5~7.0程度が好適土壌pHです。苦土石灰等の石灰質資材で調整しましょう。堆肥や土壌改良資材は播種(定植)1か月前に、基肥は播種(定植)の2週間前には行いましょう。
播種
播種前に施肥、耕起しておきます。直まきの場合、種子は1か所に3~4粒まき2~3cm覆土します。移植する場合、ポリポットに用土をいれ、2~3粒ずつ播種し、3cm覆土します。草丈10cmで間引きしましょう。
定植
育苗日数20~30日になったら定植します。1列に長く植えるよりも、数列に密生させて定植する方が、実つきが良くなります。
土寄せ
草丈70~80cmまでに2回、追肥と中耕、土寄せをします。株元のわき芽は取らなくても良いです。倒伏の防止と光合成促進により、よい実が収穫できます。
雄穂が出穂する頃から収穫期まで肥料と水が切れることのないよう管理します。
防除
アワノメイガは雄穂、茎、雌花、子実に侵入して食害します。雄穂が見え始めたころが防除適期で、7日間隔で2回、農薬使用基準を守って防除します。また、鳥獣害を防ぐため、テグスを張りましょう。
雄穂・雌穂の管理
収穫
絹糸が出てから20~25日頃、絹糸が褐色になったら、収穫しましょう。収穫直後から水分・糖度の低下が始まるため、朝涼しいうちに収穫し、予冷を行います。
収穫後5~6時間で糖分が減り始めます。家庭菜園では収穫直後すぐに調理してもぎたての味を楽しみましょう。